2015年1月31日土曜日

1/48 Vought F4U-7 Corsair (8)

国籍マークの錨の部分の塗装です。
錨のマークは形が若干複雑で一回の塗装で済まそうとするとマスキング作業が大変になってしまうので(数も結構あるし)三回に分けて塗ってみました。まず最初に縦の棒(?)のみをマスキングして黒を吹き付け。黒は色が落ち着くかなと思いビンのままではなく少しグレーを混ぜてます。
マスキングを取った状態。まだ何だか分からない(;^ω^)
そして錨のカーブしてる部分と横棒をマスキングして塗装。カーブしてる所はマスキングシートをサークルカッターで切り抜いた物を組み合わせて貼ってみました。
取った状態。段々見えてきた感じ。
最後にフックみたいな部分(?)と上のリングの部分をマスキングして塗装。リングはマスキングシートをスジ彫り用のテンプレートの丸3mmと3.5mmでそれぞれくり抜いた物を組み合わせてます。透明プラ板みたいなのに仮に貼ってからディバイダの針でくり抜いてるんですがマスキングシートの質が良かったのか分からないけどケバ立ちみたいなのも無くキレイに切り抜けました。

マスキングを取って完成です。手間はかかったけど結構シャープに仕上がったのでデカールとあんまり変わらないみたいです。むしろニスの余白が無い分良い感じなのかな(=゚ω゚)ノ



2015年1月24日土曜日

1/72 Kaman SH-2G Super Seasprite (6)

内部の塗装が完了した状態です。
後部キャビンの背もたれ(?)のネットはメモ用紙を切り絵の様にして切り抜いた物で作ってみました。最初はマスキングテープの細切りみたいな物で作ろうかと思ってたんですが粘着部分があると逆に作りづらい感じがしたので結局切り絵方式で製作(;^ω^)
そして座席などを接着。

で、胴体を貼り合わせました。
右舷後方には排気口があるのでプラ棒をドリルで開けた物でスクラッチしておきました。胴体の方は開口してから後で付け易い様に内部にプラ板で接着しろみたいなのを作ってます。
左舷は通風口(?)みたいなのがあるので一旦開口して裏側からなるべく薄くなる様に削り込んだ後メッシュを貼っておきました。ワークの黒い金網って商品なんだけど今も売ってるのか良く分かりません。その名の通り黒いんだけど触ってると指も黒くなります(;^ω^)ローターの基部は後で差し込みやすい様にポリキャップを付けておきました。ちなみにコレは手元にあったウェーブの物。あと前席の窓は以前1.7mmの透明プラ板から削って作ったんですがやっぱりレンズ状になって中が湾曲してよく見えないのが気になってしまったのでココだけヒートプレスした物に交換しておきました(;^ω^)
機首部分は最近の数多くのヘリと同様FLIRが追加されてるのでウェーブのパーツを組み合わせたりして作ってみました。ライト類は透明なランナーをキレイに磨いてから裏をシルバーに塗った物を埋め込んでます。この辺はFLIRを収めた関係からライトを後方にずらしたりしてる様でスペース的にゴタゴタしてる感じですね(;^ω^)

2015年1月17日土曜日

1/48 Messerschmitt Me262 B-2a (6)

作った機銃の収納部を塗装してみました。
いつも塗装に時間を掛けると言うか掛かってしまうのでこの位の量が塗装するには丁度良いのかも…いやもっと少なくても良いかな(;^ω^)スミイレやドライブラシをやると沢山の量を一気に仕上げるのはちょっと大変ですね。
でパーツを収めてみました。
スペース的にちょっとキツイ感じ(特に棒の部分)はありますが一応無理なく収まったかなと思います。機首先端の絞り切れて無かった部分は先を少し切断してウェーブの半球状のパーツを接着してから簡単に整形しておきました。接着剤が完全に乾くまである程度時間を空けないと後でヒケが出るので粗めのヤスリでザックリと形を整えてます。

下面は空薬莢の放出口を開けておきました。
その後胴体と接続する為補強のプラ板を内部に貼ってみました。なんかごつい感じになっちゃってますが機首にはオモリも入ってるし確実に固定したいので(;^ω^)接着剤だけで持たせるよりそのまま差し込んで保持してる状態にもなってたら強度的に安心だろうという事でそんな感じに。
通常のMe262(と言ってもA-1a/U-4だけど)の胴体と比較するとこんな感じになりました。
実際胴体の太さは変わらないんだけど伸びてる分スマートにも見えるのがちょっと不思議…あとちょっと魚っぽい感じ(;^ω^)

2015年1月10日土曜日

1/48 Messerschmitt Me262 B-2a (5)

機首部分を製作してみました。
元のキットは機関砲収納部が再現されてて開閉選択式になっていたので今回スクラッチした機首部分も同じ様に内部を作ってみたいと思います。取り敢えず収納部分を正確に切り出す為固定台を作って水平、垂直がしっかりと出る様にしてみました。固定台は以前仕事で出た端材(3mm厚のMDF板)があったのでソレを使用してみました。ヒートプレスしたパーツをパーティングラインを基準に直角に仮止めした後プラ板にシャープペンの芯を付けた物で切り取るラインを描きこんでます。結構艦船モデルでは喫水線を描きこむやり方としてポピュラーな感じなんですかね。
そして開口部を切り取った後内部をプラ板で製作。
最初は元のキットのパーツを中に移植出来れば楽かなと思ってたんですが元のMe262と機首のカーブ具合が変わってるので機関砲の位置などを微調整しなくてはならなくなり結局ほとんどスクラッチ(;^ω^)機首の砲口部分は別にヒートプレスした物で新しくパーツを作り原寸で図面を描いて収めた機関砲と直線になる様プラパイプを接着しておきました。今回もタミヤ製のパーツが少しあったので前脚が収納されるカマボコ状の部分などはソチラから移植してます。扉の部分は0.3mmのプラ板をヒートプレスした物で裏側の骨組みはエバーグリーンの0.4×0.5mmのプラ角棒で再現してみました。排莢シュートをクリアする為のクリ状のフェアリングは実際に収まった寸法を基準にしてるので既存のMe262とは若干位置が変わってます。
下面の前脚収納庫も作りました。
前脚は元のキットに付いてたメタルパーツではなくて一緒に入ってたタミヤ製の物を使う様にしてみました。強度的にはメタルの方が良いけどプラの方が楽だし何よりシャープだったので(;^ω^)オモリはキットに付いてた物を同じ様に収めてますが今回は全長が前後に伸びてるのでもう少し追加した方が良いのかも。
機関砲はキットに付属してたメタルパーツなんですが今回パーツが不足してて2丁無かったので足りない分をスクラッチしてみました。時間がかかったけど結構良い感じに出来たかな(*´ω`)機関砲を収めた時の高さなども元のキットと変わってるので給弾&排莢シュートも新しく作ってます。曲がってる排莢シュートは1.2mmのプラ板をヒートプレスした物から作ってみました。
収めるとこんな感じ。
補強用の棒(?)はタミヤ製のパーツを使ってみました。既存のMe262と比べると機首のカーブ形状がなだらかなので機関砲の収まりがキツくて苦労しましたが結構良い感じになったのかな(*´ω`)

2015年1月3日土曜日

1/48 Messerschmitt Me262 B-2a (4)

新年だけど特に変わりも無く通常運転で更新(;^ω^)
胴体の延長部分の木型を作りヒートプレスしてみました。
最初はキットの胴体尾部はそのまま使ってカットした部分で伸ばせば良いかなと思ってたんですが前後の繋がりがちょっと不自然だったので尾翼前方までの部分を丸ごとカットしてしまいキレイに繋がる様に新しく作り直してみました。
同じ様に機首前方部分も製作してみました。
機首先端が絞り切れてないですがプラ板が勿体無いので全て一発絞りのそのままを使用してます…バキュームフォームの方が良かったのかもしれないけどヒートプレスの方がお手軽だしどうせ後で直せる部分だしね(;^ω^)ちなみに全て1mmプラ板を使用。
実機のB-2a型の機首は最初はそれまでのB-1a夜戦型にも付いてたFuG218レーダーアンテナを付ける予定だった様ですが資料によるとその後の計画で“ディスクタイプのレーダーを機首内に収める”予定だったそうでいくつかの完成予想図でも二種類の機首タイプが存在してるみたいです。今回はどうせ新しく作るのでコチラの内蔵型のタイプにしてみました。たぶんこの内蔵してるレーダーはJu88夜戦の一部のテスト機に装備されたFuG240“ベルリンレーダー”じゃないかなと思うんですが何度も書く通りドイツ機に詳しい訳では無いので確証は無いです(;^ω^)一応何となくそんな感じなので先端部分はベルリンレーダー搭載のJu88の機首を参考に収納スペースを若干意識して木型を削り出してみました。
今回は胴体を切断してしまったので後でポッキリ折れてしまわない様に中に骨になるプラ板を入れて補強しておきました。中が抜けてるのは尾部は少しでも軽い方が良いかなと思ったからなんですが実際あんまり変わらないかも(;^ω^)完成後も良く持つ部分なのでガッチリと固定。B-2a型はドイツの夜戦ではお馴染みの(日本でもお馴染みかな?)斜め機銃を装備する予定だったそうなので機銃が付く大体の位置にプラ板で裏打ちしておきました。
後部はこんな感じに。
通常のMe262の胴体と比べると結構伸びてます。
主翼部分も貼り合わせる前に補強しておきました。キットの主翼パーツはナセル付近から垂れ下がる様な反りがあったのでプラ板で引っ張り修正してみました。最初に両翼ナセル外側部分をガッチリ接着した後両方のプラ板を真鍮線で引っ張る様にして一緒に上反角も修正してます。上反角が決まったら最後に接着剤を全体に流し込んで固定。実際エンジンをレジンパーツとかにする訳では無いのでここまでする事も無いのかもしれないけど取り敢えず丈夫にしておけば安心なので(;^ω^)