2016年6月29日水曜日

1/48 Supermarine Spitfire P.R.Mk.XI (4)

胴体下面にあるカメラ窓を作ります。
P.R.型は胴体下面の主翼フィレットが終わる部分あたりに2つ窓が付いてますがキットだと丁度主翼と胴体パーツとの継ぎ目をまたいだ形になり工作がちょっと面倒なので一旦カメラ窓が収まる部分まで主翼パーツをプラ板で延長、胴体の方はカットして継ぎ目を移動しておきました。
そして所定の位置に5mmの穴を開口。
内部の段差(窓枠?)はウェーブの肉薄プラパイプを1mm厚でカットした物をはめ込む様にしました。
窓ガラスはプラパイプに合わせて5mmで切り抜いた透明プラ板を内側に接着。その後内部のカメラも作ってみました。
一応搭載図みたいなのを見ながら作ってるんですがカメラは色々種類がある様で実際コレが正しいかは解らないんですがほとんど見えないのでまぁ良いかなといった感じ。カメラはプラ角棒と丸棒の組み合わせでレンズの部分は丸棒を電動ドライバーに咬ませてテーパー状に削り先端は一度ドリルで開口した後ポンチでくり抜いたプラ板をはめ込んで凹状のモールドで再現しておきました。カメラを固定する木板(?)は0.5mmプラ板の箱組みです。
あとウッカリ付け忘れてた酸素ボンベは開口部を広げた事もあり今ならなんとか付けられるかな?という事で増設してる分を作っておきました。ボンベは1本から3本に増えてる様なので先に付けたキットのパーツに合わせて残りの2本をプラ棒から製作。固定する台は後で後ろから取り付けられる様にL字に作っておきました。
あと細かなパーツ類もパーティングラインなどの処理をしておきました。
主脚カバーはフチを薄く削りシャープに見える様に、タイヤは接地面を平らに削っておきました。プロペラのブレードは木製らしいのであまり薄く削ってもアレかなと思いペーパーで表面などを整える程度にしておきました。




2016年6月19日日曜日

1/48 Supermarine Spitfire P.R.Mk.XI (3)

スピットファイアの続き…主翼の製作です。
写真偵察機であるP.R.型は武装を降ろしてる為空薬きょうの排出口をプラ板で埋めておきました。あと主脚の収納庫は主翼の上下を貼り合わせた時若干隙間が出来る様だったのでプラ板で高さを足した後ヤスリで整えて隙間部分を埋めておきました。
貼り合わせた状態。
主翼上面には機銃をクリアする為なのかフェアリング状の凸部が結構あるんですがP.R.型は平らに整形されてるので全てナイフで削り取ってから更にその他機銃口や必要の無くなったパネルラインなども埋めてしまいました。
キットでは機銃パネルや翼端などが分割されてる関係上この部分に段差が出来やすい感じだったのと後縁のフチが上下接着だとどうしても厚くなりがちなので薄く削りつつ主翼全体もガシガシとヤスリ掛けをして滑らかでシャープになる様に整形してみました。
その後消えてしまったパネルラインを彫り直して大体完了です。
胴体も貼り合わせてから継ぎ目を消しておきました。
燃料口は前に作ったタミヤ製スピット同様プラ棒に交換、P.R.型は右舷コクピット後方にカメラ用のパネル(?)などが追加されてるみたいなのでコレもスジ彫りしておきました。
…あと胴体を接着した後に気付いたんですがP.R.型はコクピット後ろに酸素ボンベを増設してるみたいです…ちょっとリサーチ不足だったけど今更作り直す程でも無いしそんなに見えないのでまぁいいかなって事で(;^ω^)




2016年6月9日木曜日

1/48 Lockheed F-104DJ Starfighter (1)

先月行われた静岡ホビーショーのモデラーズフリマにてGETしたF-104にちょっと手を付けてみたいと思います。
前々からF-104作るなら複座型、塗装はイタリア空軍のグレーのロービジが良いな~と思ってたので最初はハセガワブースに売られていたTF-104の方を買う予定だったんですがフリマの方を覗いたらコチラのDJ型の方が僅かに安く売られてたので急遽変更致しました(;^ω^)
まあ自衛隊機にするなら戦競のF-1迷彩かなと思ってたのでコレはコレで結構嬉しい買い物だったりするんですが(*´ω`)
元々1800円と特価で売られていたんですが更に食い付いて“ちょっとまけてもらえますかね~”なんて話しながら中を見せてもらった所何やら足りない感じ…。
“これデカール入って無いですよ?”
“エッ?あ~ホントだ…じゃあデカール無しだから1000円で良いよ”
…という訳で結局1000円にて購入しました(=゚ω゚)ノ
安く買えたのは嬉しい反面やっぱりデカールが無いのは痛い所なんですが通常の塗装の上に塗られている一時的な塗装と言う事もありコーションデータ類は少な目なので出来れば塗装で済ませたい所です。
まずは説明書通りコクピットから。
取り敢えずヘッドレスト後部の穴のモールドをドリルで開口してフチを薄く削ってみました。
座席は結構パーツ数が多くて数えてみたら一つの座席だけでも12パーツ程あり何か気合が入ってる印象。やっぱり自衛隊が使ってた機体だし取材もしやすいのかな~なんて思ったんですがよく考えたらハセガワの本社にドカッと実物が置いてあるんだった…まぁ実際実物を横にして設計したのかは分からないけど(;^ω^)
シートにはベルトのモールドがあってそのまま塗り分けても良い感じになりそうなんですがパーツ分割の関係上ベルトが途中で切れてしまってるので背もたれの部分だけモールドを削り取って新しくマスキングテープで作り直す事にしました。
F-104の座席はエジェクト時に使用されるのか判りませんが両側にネットの様な物が付いてるのでコレもマスキングテープで作ってみました。大体いつもエジェクションシートは写真を見てもベルトや金具が複雑でどういう風に付いてるかよく解らないので今回もかなり雰囲気優先です。酸素ホース(?)はキットのパーツから糸ハンダに交換しました。
フロアは後ろの隔壁が無く特に後席は胴体内部が筒抜けになってしまうのでプラ板で作っておきました。更にコクピット両側面のディテールも追加。
一応は実機写真を見ながら作ってるんですがよく解らない部分もあるのでアイリスなどの別売りレジンパーツなども参考にディテールを加えてます。こんな感じかな?といった風に作ってるので実際の機体とは結構違うかもしれないけど取り敢えず覗いた時に何となくディテールが賑わっていれば良いかな~なんて思います。